2017年8月17日木曜日

マンデン夏至図・中国



中国ですが、これも韓国や日本とあまり変わりありません。同じような緊張状態があります。




第1室 ・・・ 木星(てんびん座)
第3室 ・・・ 土星(いて座)
第4室 ・・・ 冥王星(やぎ座)
第6室 ・・・ 海王星(うお座)
第7室 ・・・ 天王星(おひつじ座)、
第8室 ・・・ 金星(おうし座)、月(おうし座)
第9室 ・・・ 水星(ふたご座)、太陽(かに座)
10室  ・・ 火星(かに座)


運動サインのグランドクロス
第1室 ・・・ 木星(てんびん座)
第4室 ・・・ 冥王星(やぎ座)
第7室 ・・・ 天王星(おひつじ座)
第9室 ・・・ 太陽(かに座)
第10室 ・・ 火星(かに座)

変通サインのT字スクエア
180度 ・・・・・・・・・ 第3室土星(いて座)、第9室水星(ふたご座)
上述に対しての90度 ・・・ 第6室海王星(うお座)

中国のグランドクロスは第1室主権者共産党に木星があり、力を拡大していきます。それは対面の7室の外交で優位に立つためです。7室には天王星があり、外交や貿易になんらかの変化があります。中国が起こした行動により貿易や条約など、かえって不利になるようなこともあるでしょう。

総書記の部屋、10室には火星がありますが、この火星はあまり力がありません。対面の国土の部屋の冥王星に勝てるはずがありません。第4室は国土やその土地の民族の魂を表します。中国は国内でも多種多様な民族がおり、漢民族はそれらの人々を抑え込んでおり、その支配に抵抗する人々との軋轢が強くなっていきます。ただ、6室の海王星や8室の月や金星で調停されているので、今は大きな問題にならず、不満分子をうまく丸め込んでいます。

しかし、特に香港や台湾は反発する人民も多いので、習総書記や、共産党の対応も進んでいないかもしれません。特に中国は年月を何十年もかけて政策を通していくので、進まなくても織り込み済みかもしれません。歳月を重ねれば、漢民族とその他の民族が交わり、共産党の教育を受けて、ひとつの中国の思想を作り上げることができます。香港の民主主義の教育を受けた人民と独立を願う台湾の人民、チベットやウィグルの人民など、何十年もすれば血が混じって中央に歯向かうものは少なくなるかもしれません。しかし、民族の魂というものは、そのDNAに悠久の歳月にわたり組み込まれたもの。何十年どころで刷新されてしまうものではないと思います。どんな情報も取りやすくなった現代、いつまで共産党が情報統制をしていけるでしょうか?

また、4室の冥王星は自然災害も起こり易くなります。8月8日の中国四川省・九寨溝の地震や、7月の中・南部での豪雨はその影響かもしれません。

経済面では、活発ではないけれど安定しています。決して景気が良いわけではありませんが、悪いと思わせていません。雇用などは流動的で貿易も他国の変化に揺さぶられていますが、海外からの援助や、豊富な国庫からの資金で安定させています。国力は強いです。

習総書記は9月から約2年半、運気が下降していきますので、健康面や国内の権力争いも不安の種になります。また、この間に華やかな成功を手にすることもありますが、その後失脚したり、健康に問題が出てくることもあり、慎重な行動が求められます。