2017年9月22日金曜日

木星のさそり座入り



10月の運勢は9月20日のブログをご覧くださいね。


さそり座に入る木星のお話を10月入ってからにしようと思っていたのですが、今日、家のポストに師匠からのメールが来ていました。タロットの師匠(占星術の先生でもあります)は重要な星の移動があるときはいつもレポートを送って下さいます。ああ、木星のレポートだ、と思いながら封筒の裏面を見ると、レポートの表紙が薄く透けて見えました。それは蠍の絵と、ドル、ユーロ、円のマークが書かれていました。

「ああ、これはまだ開いてはいけない!!」さそり座は財産を意味する8室にあります。簡単に動かせない大きなお金、投機や株とも関係が深いのです。自分の考えがまとまっていないのにこれを見てしまうと、先生の解釈が私の頭にインプットされて離れられなくなります。ということで、まず、私のレポートを書いてから先生の封筒を開けて勉強しようと思います。

10月11日、木星はてんびん座からさそり座に入り、2018年11月8日まで留まります。木星のような大きな天体が星座を移動するときに、大なり小なり、事故や事件が起こり易くなります。また、木星が星座を移動する直前によくその星座生まれの芸能人が問題を起こしたり、健康を損ねるというニュースがあります。10月初旬に何かニュースに報道されるような芸能人はさそり座の可能性が高いはずです。

まず、この間、ラッキーな星座は次の3つです。
・さそり座
・かに座
・うお座

特にさそり座はタナボタ式のラッキーさが期待できます。幸運がもたらされたら、行動を起こして、チャンスをものにしてください。また、今までやったことのない新しいことにもどんどんチャレンジしてください。

要注意は以下の星座です。
・さそり座
・おうし座
・しし座
・みずがめ座

さそり座の方は来年5月に対面のおうし座に天王星が入ってくるのであなたを取り巻く対人関係に変化が現れます。突発的な事故や健康面も要注意です。木星も良い影響ばかりではないので気を引き締めてください。

おうし座の方は木星が対面に回るので、理由もなく自信家になったり、横柄になったりします。また、相手から誤解を受けたり、挑発されることもありますが自重するようにして下さい。天王星が入ってくると自己改革を迫られます。長い目でみればあなたの人格や価値観が変わってしまうかも。

しし座の方は家庭でしなければならないことが多くなります。天王星の影響は突然の左遷や降格などあるかも。

みずがめ座の人は思わぬ昇進があるかもしれません。但し、家庭に大きな変化がありますので家庭と仕事のバランスをうまくとらなければいけません。

ファッショントレンド、まずカラーは
・ワインレッド
・黒
・マスタードやゴールド
・深緑

ちょっとクラシカルで、シースルーのものや体のラインを強調するセクシーな装い。秋物がもう出ていますが、花柄刺繍や太いベルトが流行っているようです。これらは10月10日まで木星がいるてんびん座の影響があると思います。ふんわりとした袖を手首で絞ったスモック調のブラウスや長いフレアースカートはジプシーのようでさそり座的だと思います。肩までかかる、ゆったりとウェーブをかけた髪が似合いそうです。さそり座は民族のルーツも表しますので、和柄やエスニック柄など民族衣装的なものも流行しそうです。

前にさそり座に木星が入った時は、企業にM&Aの嵐が吹き荒れました。癒着(ひとつになる=セックス)はさそり座の大きなテーマです。テリトリーを融合させてお互いの力を利用しあう、そのようなことがまた起こるかもしれません。ちょっとひっかかるのは韓国と北朝鮮のこと。癒着の木星であるならば、昔ひとつの国であったのに引き裂かれている現状では一つになろうとする思いはより強くなるはずです。

さそり座の守護星、冥王星は裏の社会とも関係が深いので、社会の闇や犯罪が表に現れてくるでしょう。今抗争の真っ最中の山口組の問題は非常に気になります。それに限らず裏社会の犯罪やテロなども起こるのですが、表面には出てこないで普通の事件として処理されるかもしれません。後で、黒幕が判ったり、事故と思われていたことがテロだとわかったり。また、闇から闇へ葬られて表面上には出てこないこともあるでしょう。

さそり座はセックスと死の世界も支配します。最近はHIVや梅毒患者が爆発的に増えているそうですが、それが大きく取り上げられることになりそうです。死の世界とはオカルトも意味し、今でも流行っているパワースポットの話や、陰謀論などは今年も流行りそう。うお座の海王星と木星が120度の角度を持つので占い、まじない、UFO等、オカルト的なことに多くの人が興味を持ちそうですが、洗脳や霊感商法などには注意しないといけません。

さて、さそり座に木星が入った後、12月20日に土星がいて座からやぎ座に入ります。いて座は貿易や為替を示します。そこに土星がいなくなることで、貿易は自由主義の必要性が語られるようになります。但し、TPPなどは木星がいて座に入ってからの方が成立しやすいと思います。この時期は保護貿易主義の不都合が露見してくるのでしょう。

やぎ座の土星はさそり座の木星とは60度の吉角になります。やぎ座もさそり座も慎重でケチな星座で市場の開放などしないはず。さそり座に木星がいる間は水面下で交渉をして双方の利権をむさぼっているかもしれません。また、為替を表すいて座から土星が去るなら、為替のコントロールがしにくくなるかもしれません。日本はさそり座とも縁が深いので、木星がさそり座にいる間は円高に進みやすいかもしれません。日銀は金融緩和と円安誘導を続けますが、これからは効果は出にくいかもしれません。さそり座は地下資源も意味しますので原油価格やエネルギー関連の株は値上がりしてくるでしょう。

やぎ座にはすでに冥王星が入ってますが、その後でやぎ座の守護星の土星が入ってくることになります。この土星のパワーは最大、最強です。冥王星は出来上がった社会秩序の矛盾点や悪事を暴いてゆき、年末に入ってくる土星が時代にフィットした新たな秩序を構築していくことになるでしょう。新しい秩序はなかなか厳しい物になるかもしれません。さそり座は税金も示しますので、木星が入っている間は、庶民の懐にダイレクトに響く新しい税や年金の削減、縮小の提案もあるでしょう。

また、2018年5月16日に天王星がおひつじ座からさそり座の対面のおうし座に移動します。惑星の移動がある16日頃は電気、航空・宇宙、通信・放送、コンピューター関連で事件や事故(あるいは地震?)があり、社会への影響がかなり大きくなります。また、人々の金運を表すおうし座の天王星なので、市中銀行の大改革や倒産の噂?または、ビットコイン等仮想通貨が広く流通するきっかけができるとか。さそり座の木星が天王星の破壊力にエネルギーをチャージしていますので、かなり大きな変化が起きると思います。

また、私の6月21日のブログ、「マンデン・夏至図―日本」にも取り上げていますが、5月3日、日本国憲法が施行された日はおうし座です。そのおうし座に天王星が入ってくるのは憲法改正がなされると、私は考えています。来年の5月に改正する、ということではありませんが、天王星は2026年4月までおうし座にいますのでその間に改正されるでしょう。天王星はさそり座と180度で緊張状態ですが、やぎ座の冥王星、うお座の海王星が調停していますので、ソフトランディングできると思います。


さそり座はトップに君臨するよりも誰かに忠誠を尽くすNO.2や縁の下の力持ちのような地位の方が似合います。灼熱の砂漠で獲物を狙うさそり座は、獲物を注意深く観察し、その毒針の一撃でとどめを刺します。集中力と洞察力と執念深さ、嫉妬深さは12星座中トップクラスです。社会にもまれ、努力し、己の傲慢さや嫉妬深さを昇華させたさそり座は、蠍から気高い鷲に変身するのです。さそり座が木星に入るとそういう人にスポットライトが当てられるでしょう。