2018年1月19日金曜日

やぎ座の土星について



遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

冬至のマンデンも何もせずにここまで来てしまいましたが、12月、ちらっと冬至図を見たところ、2016年の冬至ほど緊張感がなかったため、まあいいか・・・、となってしまいました。特に12月に家族が入院してちょっと大変だったのでサボってしまいました。年が明けてから退院してきたので、やっとやぎ座の土星について書こうと思います。書き始めても、何日も堂々巡りでいいものができず、とりあえずコンパクトにしましたが、ちょっと端折り過ぎかな? またひらめいたら、くわしく書くことにします。そしてできれば来週中に2月の運勢をアップしたいと考えています。無理なら1月中にはアップします!


土星が昨年12月21日にやぎ座にはいりました。土星はやぎ座の守護星で、非常に強いパワーを発揮します。土星は厳しい父親の星、やぎ座の人でさえ厳しい洗礼を受けるでしょう。

やぎ座はホロスコープで第10室、社会の頂上の部屋で、王様、国家、大統領、役所、公務員などの既存の権力者を表します。そして、伝統と格式を重んじる部屋で骨とう品や古い習慣、古い体制も意味します。

2000年ごろから宇宙の大きなうねりが始まり、時代はうお座からみずがめ座時代へと移り変わっていきました。アクエリアス時代と言われ、文明が非常に発達し、平和で自由で平等な世界に変化していくと言われています。でもアクエリアス時代に入っているとはいえ、まだまだ、序の口。今回の土星のやぎ座入りは旧体制の最後のステージ、終わりの始まりと言っていいと思います。

古い体制は矛盾と腐敗、非効率を指摘され組織の改編や改造に乗り出しますが、癒着や血筋を表すさそり座に木星が入っている間は付け刃で、根本的なところは変わらないと思います。2019年末に木星がやぎ座に入り、2020年春になると土星がみずがめ座に入ります。土星はアクエリアス時代にふさわしいインフラを整えていきます。やぎ座に残った冥王星は旧体制の組織、権力の破壊を2024年までに執行します。

昨年12月から世間を騒がせている大相撲の問題も伝統や組織を意味するやぎ座と深いかかわりがあると言えます。2007年、冥王星や木星がやぎ座に入ってから大相撲に関する問題がよく取りざたされるようになりました。

興味深いのは平成がはじまったのが1989年1月8日で、平成30年を迎え今上天皇が退位されることになりました。前回土星がやぎ座に入ったのが1988年ですから、平成時代はやぎ座に土星が入って始まり、その後土星が12星座をぐるっと一回りして、やぎ座に返ってきて終わる、ということになります。これをサターンリターンと呼びます。

生まれた時の土星の位置に、運行中の土星が戻ってくることを言います。サターンリターンは、人生の中で特に
大きな岐路でおおよそ30歳前後と60歳前後に起こります。社会人として実績を重ね、責任が重くなる30歳頃と、社会人としての役目がひと段落してからどう生きていくか見つめなおす60歳代に訪れるのです。

1959年1月6日~1962年1月4日生まれの方、1988年2月14日~1988年6月10日生まれの方、1988年11月12日~1991年2月7日生まれの方は、生まれた時にやぎ座に土星があります。これらの方は特に転職や離婚、自分自身の健康問題、60歳前後の方は家族の介護問題など諸問題が急に立ちふさがるようになります。

サターンリターンでない方も、やぎ座、かに座、おひつじ座、てんびん座の方は、社会的にも個人的にも問題が起こり易く、思い悩むことが非常に多くなります。

土星は、あなたを強くするために難問を投げかけてきます。土星が一つの星座に留まる期間は約3年です。その間、浮わつくことなく着実に真面目に問題に取り組んでください。例え、失敗することがあっても真面目に努力したことは後々、あなたの自信につながり、役に立つ日が来るはずです。